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撮影|中谷利明
幻灯劇場
DADA
成仏することが出来ずこの世を彷徨う魂達が行きかう幽霊の駅“京都駅地下鉄清水線”。十二番出口近く設置されたコインロッカーに二人の赤ん坊は捨てられていた。一人はホームレスに発見され一命をとりとめるが、もう一人は遺体となって発見された。生き残った“らじお”と幽霊となった“ケン”は兄弟として育てられる。
二十年後、幽霊を成仏させる力を持つケンは幽霊達から絶大な人気を集めるが、自身が成仏できないことに悩んでいた。一方、らじおは弟の死への罪悪感から、生きながら幽霊として生活する日々。他の霊達に見つからないよう、女子トイレの個室でコンビニ弁当を食べている。
そんな中、幽霊達を運ぶ“電車の幽霊”が成仏してしまい、地下鉄清水線は廃線の危機に。ケン達の生活は一変する。女子トイレに現れ続ける幽霊・マリア、幽霊に身体を買われてしまった娼婦・サナエ、成仏できず救いを求めてケンの元へやってくる幽霊達。幽霊の駅を舞台にそれぞれの人生が交差する。取り返しのつかない過去を取り返そうとする幽霊達の物語。
2021年 2月26日(金)19:00
2021年 2月27日(土)14:00
一般 予約 3,000円 / 当日 3,500円
U30 予約 2,000円 / 当日 2,500円
高校生以下 500円 / 当日 1,000円
幻灯劇場ウェブサイトをご確認ください。
京都府立文化芸術会館
〒602-0858 京都市上京区河原町通広小路下ル
作・演出:藤井颯太郎
作曲・振付:本城祐哉
編曲:匠
出演:谷風作、本城祐哉、鳩川七海、松本真依、藤井颯太郎、橘カレン、村上亮太朗、今井春菜、城野佑弥、小野桃子、平元花奈、神保七海
美術:竹内良亮
照明:渡辺佳奈
音響:三橋 琢
マイクオペレーション:椎名晃嗣
衣装:杉山沙織
舞台監督:河村都(華裏)
制作:黒澤たける
制作助手:谷口祐、岸ひなた
主催:京都府、指定管理者 創、Kyoto演劇フェスティバル実行委員会、幻灯劇場
映像作家や俳優、ダンサー、写真家などジャンルを超えた作家が集まり創作をする演劇集団。2017年文化庁文化交流事業として大韓民国演劇祭へ招致され『56db』を上演。韓国紙にて「息が止まる、沈黙のサーカス」と評され高い評価を得るなど、国内外で挑戦的な作品を発表し続けている。2018年、日本の演劇シーンで活躍する人材を育てることを目的に新設されたプログラム『U30支援プログラム』に採択される。
Web https://gentou-gekijou.themedia.jp/
Twitter @Theater_phantom
盲年(2019)
0番地(2020)
※公演延期
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